革製品の工場
今日は家からちょっと離れた革製品の工場に行った。
その工場は革自体はモシから来ていて、形にする場所だった。
パターナーの人がいて、デザインと素材さえ持って行けば、形にしてくれる。
実際、アメリカや韓国から注文の来たサンプルを見せてもらった。
本当はこういうことは盗作などに使われるためダメらしいのだが、見せてもらった。
女性もののバッグだったが、サンプルだったので綺麗に出来ていた。
現在、そこでは200個の私立小学校のリックサックを作っていた。
合成革でできていて、けっこう出来がいいのかな?と思っていたところ、革に線を書く人がきっちり真ん中で書いていなかった。
量産になった時に、かなり大変な思いをするなーと感じた。
マザーハウスの山口さんがいつも工場にいて、納得の行く品質でなかったら何度でもやり直しさせるのがよくわかった。
実際に自分が工場にいないとパターナーの腕のいい人がいたとしても、量産のさいにひどいことになる。
ビジネスの片手間でバッグ作りなど出来ないと感じた。
また値段に関しても、革をとってのとこだけ使って、あとは布素材だったとしてもかなりの高値になってしまう。
これなら中国に頼んだほうがましである。
製造業をやりたいと思っているが、本当に好きなことで、いつでも工場にいるようにしないとなかなかうまく行かない気がした。
写真は正確な線を描いていなかった女性。注意されて直していたけれど。
革職人とバスケ
午後、お客さんのところを廻っていて、インド人もタンザニアで苦労していると聞いた。
ワランティ付きのちょっと高い製品よりも何も保証のない中国製をお客様は選ぶらしい。
クオリティと価格の問題はタンザニアで経済の変動によって変わって来るだろう。
夕方に革職人に会った。
バングラ人かと思ったら、パキスタン人だった。オーダーメイドで輸出用の革製品を作っている傍ら、生徒にミシンの使い方を教えている。
革製品に手を出したら、マザーハウスの革製品と戦わなくてああならず、どこまでクオリティを上げられるのかが重要だ。
まあターゲット変えればいいだけだけれども。
非常に協力的な人で今度彼の工場を見に行く。
夜に中国人とバスケをした。夜スポーツ出来るのは、暑い国にいるとうれしい。
いいあせかいた。
ボクシングデー
12/26はボクシングデーでタンザニアは祝日だった。
この日にお買い物を午後4時くらいにしようと思ったらかなりのお店が閉まっていた。
カリアコーのマーケットを見に行って、農作物の種を売っているお店があった。培養液とかも売っているらしいのだが、こういったお店ではスワヒリ語を話せないと意思疎通が大変である。
タンザニアで売っている商品はTBSというマークが必要なのだが(ISOみたいなやつ)、その種が缶詰されている商品にはマークがなかった。
Arushaのmoshiというところにpacking している会社があるのだが、タンザニア内で缶詰できる場所がある。
果物など、傷みやすいものを缶詰にして長期保存用に農家を提案してみたいなぁと思った。
革製品を扱っているお店があった。クオリティーが結構低く、かなり雑な縫い合わせになっている。
生地だけ買って日本で売るだけだと、made in Japanになってしまうため、どうにかして、製品製作の技術をタンザニア内で上げられないか考えてみようと思う。
食品の加工だったら細かいことは必要ないが、革製品になると高級感があって丁寧な作りでないと他の日本で売っている海外製品に負けてしまう。マザーハウスとか。
低価格帯で勝負するのも良いが、それなら日本で売る意味がない。
有り余る種類の製品があるなかで秀でるものがなければならない。
停電とお別れ
今朝、大きな爆発音と共に停電した。
電線が光るのを目撃したのはびっくりした。それも夜には復旧したので良かった。
日中はジェネレーターのあるオフィスで仕事をした。
午前中にアメリカで知り合った中国人の友達と4年ぶりくらいに電話した。お互い声は学生時代から変わってなくて笑った。彼は中国でオンラインゲームの会社を作ったらしい。コネと投資家からのお金で従業員も雇っているようだ。先を越された感じがする。
夜は柔道を教えにタンザニアに来ていたジャイカの隊員にお別れ会をした。日本でも会ってみたい。
そんな感じで日曜日のクリスマスが終わる。
日本にいたときみたいに特別な日にちという印象を受けない。
去年もクリスマスは海外にいたので、どうにすごしていたか忘れた。
クリスマスイブを南半球で
日本は金曜日から三連休かもしれないが、ここタンザニアは今日、クリスマスイブから三連休だ。月曜日はボクシングデイということで祝日になるらしい。
マレーシアでもそうだったが、やはり寒くないとクリスマスという感じがしない。また街ではクリスマスソングを聞かないし。
今日はのんびりと仕事して、すでに行った企業に対してメールを送ったりしていた。
明日ものんびりする予定なので、年末の旅行の計画を建てたい。
アルーシャでどこに泊まるかとか。
タンザニアの柔道場
今朝はjicaがスポンサーになっているタンザニア最大の柔道場のオープニンングセレモニーに参加した。
刑務所の刑務官に対して柔道をjica の隊員が教えていて、柔道場の建設にも従事したそうだ。柔道を教えるだけでなく、現地の生徒を管理して、コンクリートブロックの製作まで手掛けているので天晴れである。
私はこの国で製造業をやりたいとおもって、試行錯誤しているが、よっぽど彼の方がボランティアだけれど、いい仕事をしている。
2年という歳月を要したが、柔道場建設まで至り、立派だと思う。
kisutu という場所に柔道と合気道をただで教えているところがあるらしい。ぜひ、今度見学してみたい。
自分の仕事で事務所にたいして、見積りを依頼していたが、今日いったらしていなかった。こういうところは直してほしいなーと思う。
大学に連絡を取って、department head を教えてもらった。日本語のクラスに関して聞きたいことがあるのだが、なかなかhead に繋がらなかった。
効率の良い営業廻り
午後に12件の車屋を廻った。車屋が密集している地域があって、そこに一件意外全部飛び込み営業した。
日本だと、電車で正確な到着時間が分かるから良いけど、こっちでは車移動がメインで渋滞もある。
アポの時間に遅れるのも失礼なので、なかなか決まった時間にアポを入れにくい。入れても効率のいいお店のまわりかたを出来ない。
また、住所が正確なものがないので、立地的に効率の良いまわりかたができない。
もっと色々な所に行って、頭の中にマップを入れれば変わるのかな?
部屋が一人部屋になった。大きくていいが、ルームメイトがいないと、感覚が違う。